イル・プルーのロールケーキは、天板ではなく四角いキャドルで厚く焼いたものをスライスします。ビスキュイがうまく膨らまないと1.2cm厚さのケーキが1cm厚になってしまったりするので大変です。
クレームは、クレーム・オ・ブール(バタークリーム)にノワゼット・ローストペーストを加えた「クレーム・オ・ノワゼット」です。そして回りにはスライスアーモンドをキャラメリゼしたものをたっぷりはりつけます。ここにはオレンジナチュラルコンパウンドが使われているのですが、これがとてもいいアクセントになっています。
濃厚でしっかりとした味わいです。クレーム・オ・ブールとオレンジ風味は大好きなのでこれは★★★。
こういったロールケーキのカットは大変ですが、表面のクレームをぬる前にケーキを予めカットしておきます。それをまたくっつけて1本の形にしてからクレームをぬるのだそう。すぐにカットするような場合は、カットしてからアーモンドをはり付けると美しいです。
ビスキュイは、いつもの「ビスキュイ・ザマンドゥ」なのですが、基本配合以外にオレンジコンパウンド、バナナクレーム他が入ります。作るケーキによってビスキュイ自体の配合も変えるという細部までのこだわりがイル・プルーのすごいところだなと思います。
「早い春の陽だまり」というネーミングになんとも弓田先生の詩心を感じますが、入校間もないこの頃は、まだそういうことが気にならなかったです。そんな余裕ないもんね。
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