今回作ったお菓子のひとつ、このミルティ・フリュイは、フルーツ&ムース好きの私にとっては、場外ホームラン級のお菓子でした。上のジュレ部分には、いちご、シロップに漬けたパインとオレンジを5ミリ角にカットしたもの、グロゼイユ(赤すぐり)を並べてあり、見た目もとてもきれいです。ラップを敷いた中にジュレを流し込むのですが、ラップにしわが寄っていると写真のように表面に筋がついてしまってイケマセン。多分、持ち帰り間にジュレが溶けた為のようです。
中のムースは、パイン・パッションフルーツ・バナナ・オレンジなどが入っていて、深い味わいになっています。まわりはビスキュイ・キュイエール、そして底の部分には、フォン・ド・ムラングというメレンゲが敷いてあります。これがすごくいい食感で、おいしい。メレンゲ菓子はそんなに好きではないのですが、こんな風にポイントとして使うのはすごく良いと思いました。ビスキュイを敷くよりずっとこのお菓子には合っていて、僭越ながら、(さすがドゥニ・リュッフェル氏のルセット!)と感心してしまいました。
ホールをひとりで食べてしまいたいくらい気に入ったのですが、食べるのは翌日いっぱいということだったので、配ってしまいました。残りを翌日の夜食べたところ、ジュレの味わいが悪くなっていたのと、メレンゲのさくさく感も消えていて、このお菓子は当日食べるに限ると思いました。これは絶対作るぞー!
工程としては、ジュレ、ビスキュイ、ムラング、ムースの4品を作るので、時間がかかります。以前なら、(とても無理)と考えていたタイプのお菓子ですが、考えてみたら、一日にピール作って、ビュッシュロンとシフォン2台作れるなら、ミルティ・フリュイ1台は、充分できるのではないかと冷静に自分を判断してみたりして。ただ、これだけのフルーツを揃えるのはなかなか大変なので、アレンジして、キウイやピーチなどの単体で作ったりしてもいいかなと思いました。
とーーっても気に入った一品なので、長々と感想を書いてみました。
★★★★★