今日は月に一度のイル・プルーの日。寒くなってくると朝起きられなくなります。これが年々酷くなっているので、本当に辛いです。今日も布団の中で(休んじゃおうか〜)くらい思い詰めていましたが、なんとか起きて行って来ました。
本日はビッシュ2品♪クリスマスのデコレーションがまったくもって似ていますが(笑)、別物です。
生地はビスキュイ・ジョコンドです。生地の中にはココナツやコンパウンド・パインが入っていたりして、とてもリッチなおいしい生地。中のプラリネのババロアもとても凝っていて、これはとても家では作れないなという1品でした。真ん中には、ビスキュイ・ジョコンドにプラリネ味のクレーム・オ・ブールをぬってプラリネをのせたものがはさんであります。そしてまわりにもプラリネのクリーム。デモンストレーションだけでこれはおいしそうだ、と期待が膨らむケーキでした。実際とてもおいしかったです。が、ボリュームありすぎ〜。イル・プルーのクレーム・オ・ブールはおいしいので、ついつい食べてしまいます。危険度大のお菓子でした。
イル・プルーのシャンパンのババロアはおいしくて有名。これは来月MFのレッスンでもやる予定のビッシュです。
シャンパンと白ワインを使うので、どんなものを選べばいいのか、ちょっと悩んでいました。ちょうどいいタイミングのレッスンでした…が、日本で手に入るワイン(含むシャンパン)でおいしいものはないと。弓田先生のこの話は大変長くなるし、飲めない私には分からないので止めますが、「おいしいシャンパンはない=なに使っても同じ」ということのようです。笑
で、そのおいしくないシャンパンを使って作ったババロアですが、おいしいんですよ〜。これが。口の中でシュワーッと広がるこの食感。とてもすばらしいお菓子です。生地はビスキュイ・ア・ラ・キュイエール。間にシャンパンのババロア、外のクリームはホワイトチョコと生クリームを合わせたものです。「このクリームはおいしいからたっぷりぬった方がいいですよ」という先生の言葉を背に、薄めにぬってきたのは私です。実はこのクリームが苦手。私はホワイトチョコが大好きなので、生クリームと合わせて牛乳っぽくなったこのクリームが納得できない(笑)のです。ホワイトチョコになんてことするの、そのまま食べさせて!と思ってしまいます。
なので、クリームは薄め。MFのレッスンの場合、シャンパン入りのクレーム・シャンティティにするかもしれません。「その方がさっぱりしていておいしそう」という声もちらほら。
一昨日の日経新聞に弓田先生が出ていました。今朝、めくっていて「あれ?先生じゃん」と読んだところです。教室に行くとその記事が貼られていました。「先生、新聞見ましたよ」と言うと「どうやってもいい男に写るからなぁ」と。(いや、そういうことじゃなくて)
最近どうにも腑に落ちないふわふわしたお菓子の話題(日本人の嗜好がどんどんソフト嗜好になっている。こうした風潮に異を唱える弓田亨さんというような内容。)だったので、「一般的に売られているケーキ屋さんのスポンジのあのふわふわしていて口の中でべちゃっと潰れるのはどうしてなのか」と、聞いてみました。「あんなの粉の量を減らせばふわふわになるんだよ」とのこと。「でも、普通に作ったらあんなにキメが細かく整ったスポンジには絶対ならないですよね」と言うと、「乳化起泡剤を使っているから」と教えてくれました。
「こーんな大きなボウルで大量に作るんだよ。あんなの乳化起泡剤を使わなかったら作れないよ」とのこと。以前からケーキ屋さんが起泡剤を使っているのは知っていました。それでもなにか他の方法があるのかもしれないとどこかで信じていたのですが、やはりそういうことでしたか。納得&がっかりしました。口に入れてべちゃっと潰れるスポンジ。あれをおいしいと思ってはいけません。人の嗜好はそれぞれなので尊重はするけれど、これは嗜好以前の問題。添加物でふんわりさせたケーキをおいしいと思うのは絶対間違っている!と、強く思う私なのでした。自分で作ったスポンジケーキを食べた人ならきっと分かってくれると思うけど。
最後に、先生のマジパンとアイシングのデコレーションのデモンストレーション作品をご覧ください。「興味のない人は見なくていいです」と言いつつ、ひとりでもくもくと作業をする先生。こういうのが好きな数人がかぶり付きで見ていました。もちろん私もその一人。最後に書いた文字(写真下部)、なんて書いてあるか分かります?みんなで「なに?」と悩んでいたところ、一人の方が見事解読しました。答えは、「HAPPY BIRTHDAY」。言われなければ分からないですー。写真じゃ分からないかな。
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「弓田先生ってオーラがない…」今日一緒にレッスンを受けた方がぽそっと言ったこの言葉に、大笑いしてしまいました。確かに〜!(…失礼)先生は本当に日本のフランス菓子業界の歴史に残るようなすごい方なのですが、実際に会うとあまりその実感がないのは、オーラのせいなのかもしれないと、妙に納得です。そんな先生が大好き♪
こんな風に行ってしまえば、とっても楽しいイル・プルーなのです。
月一のイル・プルー詣では結構つらいけど、やっぱり来るしかないか。ついに決意して、来年の卒研Iに申込をしてきました。
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