その昔。私がまだ子どもだった頃のお話しです。
レシピ本をめくり、作るお菓子を決めると、もう早く食べたくて・・・もとい、早く作りたくて仕方ありません。材料を見て用意したら、準備もそこそこにさあ、スタート!・・・そんなことをしていました。途中で、材料表には書いてなくて必要な材料が出てきたり(たまにこんなレシピありますよね)、「あ、こんな器具がいるんだ。どこにあったっけ?」と大慌てで探したり、「えー、ここで1時間寝かせるの?知らなかった〜」とか。みなさんは、そんな経験がありませんか?
お菓子作りは、慌てないこと、焦らないことがとっても大事です。そのために、しっかり下準備をしてから作り始める習慣を身に付けましょう。まずは、一通りレシピを最後まで読みましょう。ポイントは、「全体の流れや必要な道具を確認する」「作り始めてから終わるまでどのくらい時間がかかるのかを把握する」「使用する材料を揃える」です。
そこまで出来たら、今度は下準備です。お菓子作りでよくある下準備は、・卵を常温においておく。・バターを常温に戻しておく。湯せんで溶かしておく。・粉をふるっておく。・チョコレートを刻んでおく。・フルーツをカットしておく。などなど。ここまで出来て、初めてお菓子作りに取りかかることができます。用意をするのに、時間がかかるものもありますね。作り始めるまでに結構時間がかかります。ものによってはこの下準備までの方が時間がかかるかもしれません。そしてとても地味で、あまり楽しくない作業です。
でも、ここを頑張ることがとっても大事なんですよ。どこのお教室でも、時間の関係上、ここまでは用意してあることがほとんどなので、たとえ習いに行ったとしても、教えてもらえることではありません。"スムーズに用意をする"訓練は、自分で覚えるしかないのです。
キッズファクトリーでは、子どもたちに計量をさせています(高学年クラスのみ)。作ることは慣れていても、計りで粉を計るとか、計量カップで牛乳を計るとかは、意外に手間取っている子が多いのです。慣れるしかないんですね。
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ところで、一般向けのレシピ本は簡潔に書かれていることが多いので、慣れないうちは分かりにくい点も多いと思います。紙面の都合と、あまり細かく書いてあるレシピは最初から読む気がせず敬遠されてしまうからでしょう。経験と重ねながら、文面にはない部分もイマジネーションを働かせて考えてみることが必要ですよ。一度作ったレシピには、感想やポイントなど書き留めておくと、次回役に立ちます。 |