本年もありがとうございました。2025年備忘録

早いもので2025年も今日で終わりです。毎年書いている備忘録ですが、今年はなんかあんまりトピックがないなぁ。

というのも、今年はなんといっても私が日本語教育試験の受験と言う大きな目標を抱えていたため(合格しました)、ほとんど何もせずひたすら勉強ばかりしていたから。

それでも2025年を振り返るといろんなことがありました。とりとめなく綴ってみたいと思います。

時代がどんどん変わっていきますね。それを肌で感じる昨今です。例えば教室とは関係ないけどこれは音声入力しています。最近は子供たちはもっぱらスマートフォンでキーボード入力に慣れていないという話がありました。私はパソコン黎明期からの人間でキーボードを打つのはすごく速いです。でも音声入力のほうがずっと楽ですね。こうやって人間て退化していくのかなあなんて思いつつも、文明の利器はどんどん取り入れたほうがいいと思っているのでさっさと音声入力派になりました。

ちなみに、教室のパソコンもやめました。スマホで足りてしまうんですよ。ほんとびっくりです。

文明の利器はどんどん取り入れたほうがいいと思っている派です。大事なのは楽になったかわりに自分は何をするのか、そこが重要です。人間しかできないことってありますよね。

お菓子を作るなんていうのは、人間にしかできないことだと思います。今はスーパーでもコンビニでもそして専門店もたくさんあるのでおいしいお菓子はたくさんあります。でも誰かが作ったお菓子と自分が作ったお菓子は大きく違うところがあります。

それは、作る過程で起こる様々な体験です。

材料を選んで買ったり、袋を開けたりから始まってほんとに小さな小さな体験がたくさん詰まっているんです。そういった小さな体験が人間を形成していきます。だから手作りの価値って出来上がったものそのものよりも課程にあるんです。子供ならなおさらです。

教室だからこそできる体験と言うのもあります。家で作るのと大きく違うこと、それは人です。お菓子作りが好きと言う共通の興味を持った仲間がそこにいることです。

ミサリングファクトリーはずっとそれを提供し続けてきました。そしてその価値を理解してくださる方たちの存在が支えてくれています。本当にありがたく素晴らしいことだと思っています。小さかった子供たちが頼もしい大人になっていく経過をみんなで見守っていられることはミサリングファクトリーのなによりもの価値です。

毎年、年末にたくさん一緒に驚いたり笑ったことを思い返し、皆さんへの感謝をあらためてかみしめるのです。

小さなトピックは、今年はレッスンブログをやめました。レッスンブログは記録のためにしています。ただ今は動画の時代だし、Instagramに簡単なメッセージと動画の投稿をし、それを毎月各レッスンごとに1つのブログとしてあげるようにしました。正直毎回レッスンごとにブログを書くのは本当に大変だったんです。今年はその形式にしてだいぶ楽になりました。

5月の周年祭では中学生2人が幹事に名乗りを上げてくれて新しい風が吹きました。

9月にはお誘いいただいて雄勝のモリウミアスに行ってきました。自然の中で子供たちだけで生活をするという非常にユニークかつ素晴らしい取り組みです。小学生の時に通ってくれていた元生徒君が1年間の漁村留学中でたくましく成長していく様子を見て、自分でどれだけの体験をつかみ取っていくかによって人は形成されるんだなとあらためて思いました。

それは子供だけじゃなく大人も同じです。いくつになっても同じです。

私も今年は日本語を教えるというあらたな活動の種を蒔き、小さな芽が生まれたところです。あとはtiktokはじめました。横浜中華街の発信です。もはや飽和状態のインスタグラムと違い、結構反応がよくて楽しいです。

来年はより一層新しい体験をしていきたいと思います。

 

もちろん、お菓子教室は新しい仲間をいつでも募集中です。

お茶会、お菓子コンテストも2026年は開催しますよ!

お菓子教室以外でも皆さんとご一緒できることがあれば嬉しいです。

 

大事なのは自分でつかむこと。

これだけ情報過剰の時代、自分にとって大切なこと必要なことを選びながら流れに乗っていきましょう。

2026年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

フランス菓子研究所会員募集